温泉でフレンチもあり

両親や年配のご家族との旅行では、ナイフとフォークを使ったり、馴染みのない食材が多く使われたりしているフレンチディナーは敬遠される傾向にあるかも知れません。

しかし、ありきたりな和食には飽きてしまったというお客様の要望に応えるかのように、お箸で食べられる和風のフレンチディナーを提供するホテルも増えてきました。温泉地のホテルなどでは、従来は地元で採れた食材を生かした和食が定番でしたが、和の食材をフレンチの技法で調理した「和フレンチ」のディナーを提供するところが増え、目新しいメニューを求める利用者の好評を得ています。

隠し味に和風のダシを使ったり、和食の調味料を使ったりと、フレンチに馴染みのない方でも食べやすい工夫がされています。フレンチディナーというと堅苦しいイメージもありますが、ナイフとフォークではなくお箸で食べられるというのも、リラックスして食事を楽しめる嬉しいポイントです。

料理に力を入れているホテルの中には、フレンチに限らず、素材にこだわった上質の日本料理を提供しているところや、中華・イタリアンなど、様々なジャンルの料理からディナーを選べるところもあります。

そして、上記のように和洋折衷の新しいタイプの料理を創作しているところもあり、選択肢は広がっています。ホテルを料理で選ぶということも、これから旅をされる方の大きな選択肢となるのではないでしょうか。

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